年を重ねることは、何かを手放すこと-190210

年を重ねることは、何かを手放すこと-190210
2/8会社帰りにフィットのヘッドライト、ロアアームブーツ交換:¥16200
2/9 海谷眼科で白内障の定期点検(前回約一年前実施)で、左目の右上?の眼底に穴?が発見された。でも、不思議に動揺が全く無かった。ああそうなんだって感じ。11:00には終わるはずが、結局即日手術実施で14:30頃終了となった。費用¥34000。
2日で車と体のリペアに¥50000の出費。
出費、病気はとても残念なことだけれど、又同時にこれって、とてつもなく「ついている」と思った。天の采配だと思った。しばらく酒を止めようと思った。

車は9年半で走行距離も10万キロくらい。自分は57年4ヶ月。
年を重ねていくと、今まで当たり前に出来ていたことが出来なくなってくる。その時、とてもショックを受ける。でも、いままでとても恵まれた環境にいたことに気がついて感謝もわいて来る。

 

樹木希林さんは61才の時に朝起きたら突然網膜剥離で失明した。でも治療はせず失明のままで通した。
樹木さんいわく
「手術をした所で、100%治ることはない」
「これまで色々なものが見えすぎていた」
「これも人生。元々形あるものしか見てなかったけど、これで裏っかわにあるものを見ていくチャンスかな」
と達観したコメントを残されています。

 

毎日新聞:日曜うくらぶ:20190210付記事

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「光抱く友よ」高樹のぶ子

昔か~し、「光抱く友よ高樹のぶ子著を読んだことを思い出した。

今でも、自分で確かめるまでは、ものごとを鵜呑みにするな! というメッセージが印象に残っている。

やっぱり、若いときの読書の方が心に刺さるんだな。

全共闘世代の人達の作品は、なんとも言えない雰囲気が自分にとってはメタな高尚な一種の憧れを抱かせる。

 

高樹さんの書棚にあった本:

カラー図説 日本大歳時記 座右版 大型本 – 1983/11

借りてみたら、結構大きい本だった。やはり日本は四季を日々感じながら生活してきた民族なんだなと思った。

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毎日新聞:日曜くらぶ

 

5G時代の副業、在宅、ノマドでの仕事の可能性-20190202

5Gが普及すれば、スマホに替わる端末があらわれるだろう。例えばグーグル・グラスみたいな。
結論:
「従来の会社という狭いフィールドから離れて、ノマドなバーチャルな、仕事と遊びの境界線を越えて、多種多様なフィールドに同時並行して行き来する仕事のスタイルを実験すべきだろう。」
 
今は、出張して移動して面談している。確かにメール、CMSを通じてのコミュニケーションだと真意が伝わらなくて、まだるっこしい事が多々ある。でも、バーチャル空間で仮想的に身体を移動できれば、わざわざ移動して打ち合わせする必要はない。
日本の生産性はG7中最低らしい。
機械化して省力化すると仕事量が増えて原価が下がって、会社の利益が上がるだけのシステムでは今後国際競争力は更に低下の一途をたどるだろう。
 
今までのスタイルは、会社で長時間勤務して生産性は一向に上がらない。省力化しても結局自分が苦しくなるだけだから、モチベーション上がるわけがない。タクトタイムを極限まで減らせば、もはや人間は機械の一部の安価なアクチュエーターに成り下がってしまう。結局、AIで代替えされてリストラされるのが落ちである。
 
生産性を上げた後の空き時間に何をするか? それが問題である。空き時間にまた同様の仕事を詰め込むのは愚の骨頂である。Google20%ルールのような仕組みが必要だ。最近ではGoogle大企業病の影がさしているらしいが???
 
従来の会社という狭いフィールドから離れて、ノマドなバーチャルな、仕事と遊びの境界線を越えて、多種多様なフィールドに同時並行して行き来する仕事のスタイルを実験すべきだろう。
空き時間の活用とGAFAの様な成長する個人になる秘訣は出口治明さんの考えがとても参考になる。
出口治明さんの言葉はとっても刺さるな!
「兼業ということは、人・本・旅で勉強すること」
わが国では「大学院卒で勉強した人間は使いにくい」とかアホなことを言って採用しないので、日本は社会全体が低学歴なんですよね。だから、ユニコーンGAFAが生まれないんですよ。だから社会全体が勉強しないと。早く会社を出て、人・本・旅で勉強しない限り、新しい産業は生まれない構造になってしまっている。
政府が兼業を認めようとしているのも、兼業って何かと言えば、人・本・旅で勉強することですよね。違う人に会い、違う本を読み、違うオフィスで働くわけですかね。そうですよね。だからみんなでもう1度勉強しない限り、日本経済の陽はまた昇らないんですよ。
 
「いい仕事」とは、新しい価値を生み出す仕事。
誰にでもできるその方法とは?
 
「いい仕事」とは何だと思いますか?出口さんの考える「いい仕事」とは、今まで誰も思いつかなかった新しい価値を生み出せる仕事、つまりイノベーティブな仕事だといいます。さらに、イノベーションはあることを身につければ誰にでも起こせると言うのです。
 
「自分はアホだからイノベーションなんて起こせない、という人がいますが、それは違います。イノベーションというのは、アインシュタインによる相対性理論の発見のような、大それたものだけを指しているのではありません。
 
とあるラーメン屋の話を例に出しましょう。
店主はラーメン屋をオープンする前、東京の有名ラーメン店の食べ歩きをしたそうです。そのとき、店内に男性客しかいないことに気づき、女性ひとりでも行ける店を作れば売り上げが2倍になると考えました。そこで、彼は多くの女性がラーメン屋に対して抱いている『汚い』『タバコ臭い』『スープが服に散る』という不満を解消すべく、女性が入りやすいお洒落な店舗を作り、店内は全席禁煙にし、お客さん全員に紙エプロンを配ることにしました。さらに、ニンジンのピューレとムール貝で味付けした、真っ赤なスープの女性向けヘルシーラーメン・ベジソバを考案し、オープンから4年で3店舗まで店の規模を拡大させたのです。
 
ラーメン、ニンジン、ムール貝、それ自体は誰もが知っているものです。しかし、それらの素材を組み合わせることで『今までにない女性向け野菜ラーメン』という新しいものを創りだしました。なぜそのような発想が生まれたかといえば、店主がもともと食べ歩きが趣味で、美味しい食材や料理をたくさん知っていたらからです。ムール貝を食べたことのない人に、ムール貝とニンジンを組み合わせた料理を考えることはできません。
 
つまりイノベーションとは、蓄積した知識を独自の発想で組み合わせ、新しい価値を生み出すことなのです。
 
そのためにはまず、知識を増やさなければなりません。知識を増やすことは、考えたり行動するときの選択肢を広げるということ。選択肢を広げれば、自分の頭で考えられるようになります。知識を増やし、自分の頭で物事を考えられるようになれば、先ほどのラーメン屋のようなイノベーションを起こせるようになるのです」(出口さん)
 
イノベーションを起こすには、「知識」を積み、「自分の頭で考える」ことが大切であると話す出口さん。さらに、知識は「人から学び」「本から学び」「旅から学ぶ」ことで得られると言います。
 
「人・本・旅、これらが知識につながります。新しい学びを得られるような面白い人に出会うには、とにかくたくさんの人に会いに行くしかない。どうやったら良い人に巡り会えるのかと質問をされることがありますが。すごく面白い講演会だからと薦められて行ってみたら、興味が持てず居眠りしてしまったり、人数合わせでしぶしぶ参加した合コンで彼女ができたなど、そのようなことはたくさんあるでしょう。ですから、人から学ぶ機会があったら、まずは『YES』の姿勢で会いに行ってみてください。
 
本からの学びについては、特に古典を読むことを薦めています。何百年もの時を経て現在の市場に残っている古典は、無条件に優れていると考えているからです。古典を読むことで著者の思考のプロセスを追い、自分の思考力を鍛える。最初は難しくて読むのがしんどいかもしれませんが、考える力が身につきます。また、旅を重要視するのは、何事も“百聞は一見に如かず”だからです。生きた情報というのは、五感を通して伝わってきます。ピラミッドの大きさを本で知ることはできても、その場の熱気や砂の熱さを感じることはできません。旅に出て、自ら体験することで初めてわかることがたくさんあるのです。
 
そうやって人・本・旅を通してインプットしたことを、友達に話したりSNSで発信したりしてアウトプットまですることが大切です。人に伝えるために情報を整理し、言語化することで知識が定着しやすくなります」(出口さん)

他人の正解。自分の正解。

他人の正解。自分の正解。-190127
成功者がいる。有名人がいる。親が、先生が、先輩が色んな事をいってくる。アドバイスをくれる。「あなたの為を思って」と。
しかし、それはその人にとっての正解。私の正解ではない。他人の言うことをそのままやっても、その人と同じ結果には絶対にならない。自他彼此を混同している。
アドバイスを聞いたた、「あなたはそう考えるのね」だけでいい。それ以上でのそれ以下でもない。
正解は自分で見つけるものなのですから。

事と事の間にある間は無ではない。文字どうり「間」という余白なのである。

今日の気付き-190127
事と事の間にある間は無ではない。文字どうり「間」という余白なのである。条件反射的に発する言語ではなく、「間」で醸成された言語化を目指したい。

言語化の練習を開始した。言語化することにより、より自身の思考を錬ることができるし、クオリティーをあげる訓練になるから。
そうでなくても大量のインプット情報は流れてくる。むしろ、意識しないと、その流れに流されてしまう。インターネット、SNSの普及で、無自覚にひまな時間を消費させられている。現代人はひまな”間”を我慢できない。「間」を取ることの有用性を忘れてしまっている。昔は色んなシステムのスピードがもとゆっくりしていた。
以前、個人で光学設計会社をしている京都の会社へ出張したことがあった。計算につかっているPCはかなり旧式のNEC製のモノで、光学光線追跡シミュレーションがとても遅かった。会社で使っているZEMAXと比べるとおそらく100倍以上のスピード差があったように思う。しかし、計算している内容は大差ないので、ただ結果を得るまでの時間が大きく違うだけで、結果自体は同じになるだろう。
その時、ベテランのこのエンジニアは、計算している間に考える時間がある。描画されてくる光線をみて考えることができると話してくれた。
事と事の間にある間は無ではない。文字どうり「間」という余白なのである。条件反射的に発する言語ではなく、「間」で醸成された言語化を目指したい。

仮に社員がやりたいと言っても、「今日は早く帰りなさい」と言わなきゃいけなかったりする。

自分の働いている会社だけかと思っていたけど、こういう雰囲気が蔓延しているんだな〜と知った。そういうフレームワークはもう時代遅れなんだな。

「金払ってでもその仕事やれせてくれ〜」みたいな強いモチベーションしか、新に価値あるものは作れないってことだろう。組織が大きい、売上が大きい、実績がある、設備・インフラが整っている、高学学歴の人材を集めた.... みたいな外的要因では勝敗は決まらない。

そういう意味で、自分の仕事を振り返ってみると、結構自発的インセンティブで沢山仕事していたなと思う。残業バリバリやて、休出どんどんやっていたけど、誰からも「やれ」と言われた覚えはない。会社は変わっても、やっぱ自分にとってこのスタイルは正解なんだと、今自覚した。

「なんとなく」やりたいでやってきた事は、自分にとって全て正解!

他人の正解、世間の正解、会社の正解に惑わされるな!!

以下、キッカケになった、超為になる記事

↓↓

「昨今、労働基準法もすごくうるさくて、仮に社員がやりたいと言っても、「今日は早く帰りなさい」と言わなきゃいけなかったり。いったいなんのための会社という仕組みなのか、ということを思っていて。」

なぜホリエモンのサロンは成功した?

起業家らが絶賛する堀江貴文氏の場づくり術

https://logmi.jp/business/articles/237628?fbclid=IwAR1xpc3tnW6Zh-wsrYjD8-PeblUogBN_d91kJO8BvrqHhjpHTLtcBKY6A_g

 

だけど、その700万円でアニメの制作会社のところに発注に行ったりしていて、全員素人なのに途中を見せてもらったら、プロがつくるのと変わらないようなものができ始めたんですよ。仕事をやってる素人だけでつくってそんなことができるんですよ。

やっぱり、人ってモチベーションほど重要なものないなと思って、会社という仕組みが人のモチベーションを弱めてしまう仕組みでもあるなと同時に思っています。

 

村上浩輝氏(以下、村上):まさにサロンの話、すごくしたいなと思っていて。堀江さんがサイバーの藤田(晋)さんに「ホリエモンサロンの人は自分でお金払って、すごく能動的に献身的に動いてくれるから、(給料払って)会社やってる人はわけわかんないんだよね」と言ったというのをなにかで聞いて(笑)。会社をやってる身として(藤田氏)は「おっ、おう……」みたいな感じで答えるしかなかった、ということを言っていたんです。

会社をやってる身としては、昨今、労働基準法もすごくうるさくて、仮に社員がやりたいと言っても、「今日は早く帰りなさい」と言わなきゃいけなかったり。いったいなんのための会社という仕組みなのか、ということを思っていて。

 

佐渡島:だから、ホリエモンサロンにいる人たちは、みんな今まで自分になかった能力が発揮されて、「今までできなかったことができている」ということが喜びでずっとそこにいるんですよね。

村上:なるほど。

佐渡島:堀江さんが「いやいや、そのやり方、ひよってるだろ」とか、なにか駄目なことを言ってると「ダメ」、いいと「いいじゃん」と言って促進させる。ほとんど「いい」「ダメ」だけを言って、背中を後押しするだけという感じなんですけど。それがうまいんですよ。

 

井上:僕は今聞いていて、昔のことを思い出したんです。ドン・キホーテの創業者である安田隆夫さんに聞いたんですけど「ハードワーカーがいる会社も確かに強いけど、俺はもっと強い会社を知ってるんだ」と。なにかというと「ハードワーカーよりもハードゲーマーがいる会社が最強だ」っておっしゃったですよね。もうゲーマーになったら、やめろとか帰れって言ったって帰らないんだと。休みの日も家でやってるんだと。

「ゲーマーの集まってる会社ほど強いものはない」とおっしゃって。「ゲーマーにするには何をしたらいいかわかるか?」と言われて。おっしゃったのは、「ポイントを与えなきゃいかん」と。

 

 

佐渡島:すごく重要だと思いますね。だからホリエモンサロンでは六本木で祭りをやって、いくつもの場所でイベントをやるというのを、全部サロンのメンバーだけでやっていますね。代理店に頼むと数千万から億ぐらいかかるようなイベントを全部ボランティアスタッフだけで回していて、その仕組みが本当にすごいです。

でも、それを経験した人たちにとって、会社じゃ絶対に得られない自信を得させてくれた場所ってなっている。そのコミュニティに対する愛みたいなのがすごくて。ただ大混乱も起きてますけどね、いつも(笑)。

井上:グロービスに非常に似てますよね。このあすか会議も、生徒の方がやられてたりという部分で。

 

佐渡島:普通にやってると絶対起こり得ないようなことがいっぱい起きてたりするんだけど。こっちもサロンを観察したいからそれも楽しんじゃうからぜんぜんオッケーなんですけど(笑)。

村上:サロンの話を聞いたときに、堀江さん側とか運営側からすれば、たくさんの人が能動的にやってくれていいんですけど。ある種、ボランタリーの限界というか。仕事としてやっていない分、自分の興味があるところはワーっとやるけど、意思統一がうまく図れなかったり。

いざイベントをやるとなったら、本来は誰かが仕切らなきゃいけなかったりするはずで、ある種、軍隊的な会社組織であればバーッと指示がいって滞りなくやれる。そこの理想と現実のギャップがちょっとあるんじゃないかなと。

佐渡島:それは堀江さんが失敗を許容してるんですよ、会社じゃないから。だから、1回目とか別に失敗しても全然オッケーとしていて。誰が仕切る人かを決めないといけないっていうことを、ホリエモンサロンのなかでルール化されて、プロジェクトが起こると「はい、仕切る人誰?」というのを出してるんです。

村上:なるほど。

瞑想について

前から瞑想には興味があった。ヨガ→中村天風さん 繋がりで本を読んでみて、なんとなく理解できたけれど、実際にやってみると、〇〇でないといけないみたいな勝手なルールを自分でつくってしまって、なかなか続かなかった。

Googleでもマインドフルネスに注目して、社内でそれを啓蒙しているひとの翻訳本をよんだけど、自分にはしっくりこなかった。

この本にであって、著者の実体験から分かりやすく「瞑想」を解説してしていて、自分には腹落ちできた。

いつでも集中=いつでも瞑想。これをつづければ、確実に人生のQOLはアップするはずだ。後は実践あるのみ。

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