困ったことは起こらない。

エッセイ。短文のシャドーボクシングみたいな練習である。

困ったことは起こらない。そう毎日言いづづけていると、気分もだんだんその言霊へ引きずられて楽天的になる。
親しい愉快な仲間に囲まれた雰囲気に自分が居ることを常にイメージして、その雰囲気の中に身を置く。感情のマネージメント。
武田双雲さんお著作がメイワンの谷島屋書店のワゴンにまとまって置いてあった。概して、薄くて行間等の空きスペースが多い。読みやすい。しかし、文字数は少なくて済む。作家からすると、コストパフォーマンスのいい本である。内容も同じようなことを言葉や表現を少し変えて書いてあるだけ。ただの焼き直し本。でも売れるんだよな〜??
多作の作家はみなこのパターンなのだろう。
改めて書き下ろすのではなく、日々気づいたことをブログ等に記録しておいて、ある程度まとまったら本に起こせばいい。その編集すら自分でやらずに他人へ投げてもいいだろう。本筋はおなじだかれ、小説のような微妙なニュアンスはさほど重要ではないはずだ。