中国モノマネ工場

図書館で偶然みつけて読んでみた。
https://www.amazon.co.jp/中国モノマネ工場-阿甘/dp/4822248771
p183- 「中国モノマネ工場」
筆者は、これからの世界は人々がより多くの余暇を持つ世界だと予言する。


あまり中国の作家の本は読んでいないけど、その少ない経験からすると、日本人的には、とても独善的な感じがする。
同じ考えの人が二人といないのと同じで、国が違えばさらにその違いは大きくなる。でも、最終的に人間・ホモサピエンスとしての共通項は絶対ある。残る。

並行して読んでいる「サピエンス全史」のサピエンスからホモサピエンスになった鍵が「虚構」という説と重なる部分がある。
大脳の肥大化を進めてきたホモサピエンス。起きていると、四六時中なにか妄想している。寝ている時は、無意識に何か妄想している。妄想を上手に文章にできると小説家になれる。上手に絵を描ければ画家になれる。
お金、需要と供給、人気... etc 全て人間んの妄想の虚構の作り出した幻影。
それに、幻想に引っ張れれすぎて、人は悩み苦しみ喜び、果ては自殺したりする。

脳の進化の進む方向は、無駄な時間を創出して、余暇を最大化することなのだろう。いまこうして書いている文書も、実に無駄である。でも、人気者が書けば、それがマネタイズされる場合がる。

考える、感じる、楽しむ... 時間の最大化。
MEMEXもその為の機能拡張装置。
その思考の交換がチャット的に、空間、言語の壁をスルーして出来ると面白いね。
技術的シェアハウス。
情報交換だけができるサイバー的シェアハウス。
技術的にはもうすでに実現できるはず。
それがやりたいと思える仲間を見つけたい。

チームラボ的集団。工作室。興味、遊びと社会の接点を見つけてマネタイズして、生活費をかせぎながら遊ぶみたいな生活。