だから、誰でも、自分がやりたいと思ったことを、理由もなくやればいいし、お金をもらっていいんだ。
第35回、「浜松コンファレンス」
「量子力学に残された100年の謎に迫る」
波(非局在)は、いつ、どうやって粒(局在)に変化すすのか? 光が伝播している過程は波で、検出した瞬間に粒になる。確かに、この説明ではスッキリしない。もやもやが残る。
以前、BTB溶液の酸性、アルカリ性の化学反応の色の変化をリアルタイムに分光検出するデモ実験をした。一瞬に見える現象も、超高速で変化の過程を観察してみれば連続した変化だと分かる。時間軸0で変化する現象は今の科学では受け入れ難い。アインシュタインも嫌いだったらしい。
世の中、「何に役に立つの?」、「それが分かったからって、それがどうした?」って事に夢中になっている大人がごまんといて、それでお金もらったりしている。他人が見て価値がないものでも、「自分がただやりたい」というたったそれだけの理由でやってもいいし、お金もらっていいし、時間を費やしてもいいんだと思う。
たまたま、それが世間の価値にマッチすると、世間がかってに評価して、かってにお金をくれる。
最近、過去の画家でことを色々と勉強している。ゴッホ、フェルメール、ゴーギャン….。今ではすごく価値があると世間が評価してる名画でも、その当時は酷評されて、誰も買い手が見つからなかった絵が多い。
フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」も最初にオークションに出された時は数千円で落札されたらしい。その後、修復されてだんだんと価値が上がっていったらしい。
だから、誰でも、自分がやりたいと思ったことを、理由もなくやればいいし、お金をもらっていいんだ。