インプット大全を読んで:その1

インプット大全を読んで:その1

 

https://booklog.jp/item/1/4801400698
学び効率が最大化するインプット大全
著者 : 樺沢紫苑
サンクチュアリ出版 (2019年8月3日発売)

一番の学び:
インプットする前に、目的、アウトプットを意識してからインプットを始める。

自分にあてはめた例として以下がある。
毎日スケッチ:
 今まではいきなり描き始めていた。
 最近は、構図、バランス、物を触ったりながめたりして観察してからスケッチを開始している。


本の構成として、基本見開き二ページで一つのトピックスにまとまっている。
絵、図、箇条書きでコンパクトにまとめられている。

日々の気づきやアイデアを溜めて、書籍化する時にまとめている感じがする。
長々とした文章ではなく、小分けした一つ一つの粒がそれで一つの完成したトピックスになっている。
twitter、LINE等のチャットツールなどのSNSはセンテンスが短くなっている。

そういう意味で、樺沢さんののも本の構成方法は今の時代にマッチしている思う。

ハードカバー本よりも新書がこのまれるようになり、今ではマンガや短いセンテンスのまとめ的記事が増えている。
もちろん、じっくりと時間をかけて本格的な小説を読むニーズはあるけれど、大多数の読者が求めているのはもっとライトな文章なのだろう。

インプットされる情報量は、意識的に情報をシャットアウトしない限り日に日に増えている。
そこで必要なのは、情報を意識的に取捨選択する技術だ。
又、自分で情報を受けて判断するのではなく、信頼するキュレーターをフォローして、そのキュレーターを通ってきた情報だけ読むことも必要であろう。

最近はあまり読んでいないが、ちきりんさんのブログは自分にとってキュレーター的役割をもっている。
但し、ちきりんさん自身も本で「自分のあたまで考えよう」と言われているので、基本姿勢は最終的には自分の頭で考えるばきだろう。


#本