「クリムト展」を観て:問い

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クリムト:オイゲニア・プリマフェージの肖像-一部



今回、豊田市美術館で開催していた「クリムト展」を観てあらためて考えた。

 

特に大きい絵について、
「絵を描くとき
引いてみたイメージを
近くで描くときどうやればいいのか???」

 

という問いをもった。
特に印象派の絵画ではこれが顕著で、モネなど近づいてみるとなんだか分からないのに
引いてみると、なんともいえない”場”の雰囲気が表現されている。
もちろん、作家がキャンバス近くで描いて、頻繁に引いて観察しているとはいえ
近くで描いている時に、引いて見たときのイメージを持ちながら
描かないと こういった作品にはならないはずだ。

 

それも経験、訓練のたまものなのだろうか?