自分で設計するということ

完成品を目にすると、なんだか簡単に自分でも作れそうに思う。例えば、書かれた幾何公差図面をみるとある程度の基礎知識があれば自分でも書けそうに思えてくる。しかし、一から自分だけで設計して図面を書こうとすると、初めてはたと???が浮かんでくる。
まず初めに、自分は何をやりたいんだということが分かっていないと前に進まない。

本を読んだだけ、人に聞いただけ、Webで読んだだけ、セミナーで話を聞いただけ....,と、なんとなく分かった気になることが多いのだが、実は本当に自分だけでそれをやろうとした時に、このことに気づくのだろう。しかし、自分でやってみなければ、それすらも気づけないのだ。

要するに、知識よりも実体験が大切ってことだろう。