森博嗣氏の本

以前図書館の棚で、森博嗣 著のブログをまとめた本を見つけた。
面白そうな人なので、「すべてFになる」を以前読んでみた。仮想現実が描かれていた。1996年作で18年前の作品になる。


Gene Mapper -full build- (ハヤカワ文庫JA) [文庫]
藤井 太洋 著
は2012年作なので、こちらの方がよりリアルに感じた。


8/8発売の新刊本「素直に生きる100の講義」を読んだので、前作、前々作も図書館で借りて読んでみた。
何故、このような同じような内容の本が続けて売れるのか良く分からないが、私のような初めてこのシリーズを読んだ者が知らずに購入していると思われる。一度このシリーズを読んだことがある人は、恐らく他の本は読む価値が半減するだろう。
やはり、売れる本は目先をかえてとことん売れるまで売り続けるという出版社の戦略だろう。映画のパート1、2、3…が出来るのもうなづける。
とはいえ、本の内容がよくないということではない。森氏の視点がおもしろかった。
しかし、同じ作者が、というより同じ作者であるがゆえに、その考え方の根本は共通しているので、おのずと書かれていることも同じような内容になるのはいたしかたないと言えよう。