離見の見
・FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
ファクトフルネスの冒頭の質問全て不正解だった。
しかし、これが私の現実の情報の不確かさだったわけだ。
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東村さんの記事は、今読んでいる「ファクトフルネス」の、違った分野の応用として興味深かった。
本屋は好きなので週一で見て回る。するとレジの近くに山と積まれた漫画雑誌がある。もともと週刊漫画を読む習慣はなかったけれど、店頭にあるので、沢山の人が買って読んでいると思っていた。しかし、若年層は殆ど読んでいないみたいだ。
これも、大きな思い違いだ。
今では、ネットでしらべてばある程度正しいファクトはつかめるはずだが、わざわざ自分で調べることはしない。
恐らく、自分の判断の基準になっている情報は30年くらい前のもので、それ以後アップデートされれていない。
途中で変化を示す情報に接しても、実際には変えようとしない。
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人それぞれの思い込みから逃れるのはとても難しいということだ。
デッサンをしていると如実にそう感じる。
脳は対象にたいして、勝手に過去の記憶からイメージを作り出してしまう。それがとても強烈だ。
難しいけれど、それを試みる方法として、瞑想的アプローチが有効かもしれない。
デッサン中にやる具体的な方法としては、頻繁に離れて見ること。
それでも、やっているうちに何が正しいのかだんだん分からなくなってくる。
先生からは鏡で写した対象をみると客観的に見れると教えてもらった。
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離見の見(世阿弥)
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以下、きっかけになった記事↓
・紙からスマホへ。東村アキコさんが「縦読みマンガ」の無料連載を始めた理由
https://www.huffingtonpost.jp/2019/02/06/akiko-higashimura-webtoon_a_23662662/
https://www.asahi.com/articles/ASL6W55PBL6WPTFC01F.html
「何カ月か前に、すごく個人的に衝撃を受けたことがあって、講演に行った福岡の中学校で『いつも読んでる雑誌がある人?』と質問したら、そのクラスで手を挙げたのは3人だけでした。『ジャンプ』が2人、親が買ってくる『まんがくらぶオリジナル』を読んでる子が1人。はやっているマンガは単行本やスマホで読んでるみたいだけど、雑誌って読まれなくなったなと思いました。私、韓国のマンガサイトで連載を始めたんですが、そこで読める韓国の人気作品『外見至上主義』の話をしたら『あー、知ってる!』って手を挙げたんですよ10人くらい! こっちの話の方が反応がよかった。衝撃でした」