ムーミン谷の仲間たち

ムーミン谷の仲間たち

Sayakaに短編集なので読みやすいと薦められた。

ムーミン谷の仲間たち (新装版) (講談社青い鳥文庫)
著者 : トーベ・ヤンソン
https://booklog.jp/item/1/4062853906

ちょうどいま、読んでいるトーベ評伝の決定版本
の影響もあるのだと思うが
文章が濃密で読むスピードが必然的に遅くなる。
Sayakaにいわせると、きにならない
すいすい読めるらしい。

トーベ・ヤンソン 仕事、愛、ムーミン
著者 : ボエル・ウェスティン
制作 : 畑中 麻紀 森下 圭子
講談社 (2014年11月27日発売)
https://booklog.jp/item/1/4062192586


ムーミンの文章は内面描写がこまやかで
比喩が巧みでユニークである。
凡人がなんとなく感じている感覚を
言葉で的確に表現しているから
世界中の人たちに共感されて
多くのファンがいるのだろう。

アニメの高畑監督は、そういた人間の表現を
アニメに再現させた先駆者だと思う。
アルプスの少女ハイジなどの作品は素晴らしい。
赤毛のアンも。

日本のアニメ「ムーミン」も大い好きだ。
でも、原作のあまりにも濃密な世界観を
アニメで表現するのは
とても難しいことだったのだろう。

アニメ「ムーミン」の声優、音楽、音楽、主題歌
どれをとっても とっっても 好きだな~!

今、原作を読む機会を得て
さらに多様なムーミンの世界に出会えるなんて
なんてラッキーなんだろう。

速く読めなくても
ゆっくり ゆっくり
するめを噛むように 味わいながら
じっくり あじわおうっと!