絵や図を描くこと-190923
絵や図を描くこと-190923
視覚情報の処理速度は文字情報の6万倍もあるそうだ。(「アウトプット大全」:樺沢紫苑 著)
そして、脳の9割は視聴覚情報処理。
それを理解して有効に利用すればもっとコミュニケーションが上手くいくだろう。文字による情報伝達よりも、映像による情報伝達の方が有利だ。しかし、一方映像は対象のイメージを限定的にしてまう危険性がある。受けてのイマジネーションをわかせにくい。小説を読んで、自分の脳の中に作り上げた想像、妄想は自由度が高い。
インターネットの普及で多くの人が文書を発信できるようになった。そして、インターネットの情報は殆どが文字情報だ。検索キーも今のところ文字だけである。
従って、現在において情報を伝える媒体の主体は文字ということになる。
もっと多くの人が絵や図による視聴覚情報の表現力を磨けば、コミュニケーションの量、質がが向上するのではないだろうか?
そういう訓練を自分でこれからやっていこうと思う。
「東京ユートピア」寺田悠馬 著-190922
「東京ユートピア」寺田悠馬 著-190922
この本を知る切っ掛けは、佐渡島庸平さんの「ぼくらの仮説が世界をつくる」で、寺田さんが紹介されていたからだ。ほんの数行しか書かれていなかったが、佐渡島さんと一緒に仕事する様なひとならきっと興味深い人だと思って読んでみた。
高校から海外の学校に留学して、その後外資系の金融系会社に努めた経験をもとにした、日本人としてのアイディンディディを持ちながら日本人からみたら「ガイジン」である友人たちとのエピソードをもとに書かれていた。
その人の考え方の基礎は、やはり環境に負うところが大きい。自分は生まれてからずっと浜松で暮らして、一歩も県外、海外で暮らした経験がない。しかし、二十年以上前に初めて中国を一人で二週間個人旅行した時の強烈な体験は今でも心に残っている。ましてや多感な十代で海外で暮らした経験を持つということは、自分にはないユニークな経験、発想が生まれて当然であろう。
日本のマクドナルドとアメリカのマクドナルドの違いについて書かれていた箇所はとても興味深い。アメリカの今の店舗の状況は実際知らないので、筆者の比較は体験者ならではの説得力がある。もう何十年も日本のマックへ行っていない。ウインドウ越しの様子やTVの情報でしか知らないのだが、恐らくしっかりしたマニュアルと訓練システムによって快適なサービスを提供していることだろう。
確かに、日本人は仕事にたいして賃金に対する労働という価値以上のものを持っていると思う。いい加減な仕事や、不親切な対応をするほうが返って罪悪感をもっていごごちが悪くなりそうだ。
自国の文化や思考方法について言語化する習慣があまりない。英語の外人教師に日本のことについて、何故と問われると答えに仇してしまうことがよくあった。そんなこと、考えたことのなかったというのが正直なところだった。理由なんてない。ただ、なんとなく。
でも、それでは異文化の「ガイジン」には伝わるはずもない。
コロンビア大学に筆者が学んだころの体験が書かれていた。「コア・カリキュラム」。
所謂、リベラルアーツのことだろう。
かつてスティーブ・ジョブズは、パーソナルコンピュータをリベラルアーツとテクノロジーの交差点にある自転車のような物に喩えた。広範な知の蓄積と歴史を教材に、異なる人達が議論を交わしてお互いを、そして自分自身を客観視する訓練が必要だ。その経験に真摯に向き合う中で、我々のなかでかたちを持たない「言語化」できないでいる何かを再認識できるのだろう。
https://www.amazon.co.jp/東京ユートピア-日本人の孤独な楽園-寺田-悠馬/dp/4286102033
サブスプリクション :「モノ」から「コト」へ :備忘録
- 日々のヒント-1706122019年09月20日
・サブスプリクション :「モノ」から「コト」へ
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堀江貴文 自身の考えは「10年くらい寝かしてやっと理解してもらえる」
5月11日放送の「アナザースカイ」(日本テレビ系)にホリエモンこと堀江貴文がゲスト出演し、働き方について自身の考えを語る場面があった。
多くの著書を出している堀江は「自分の主張がグッと出ると売れない」と語り、その理由を「考えが先に行き過ぎていて、誰も理解できない。10年くらい寝かして出したほうが売れる」と説明した。その例として堀江は、10何年前にテレビ局を買収しようとしたときのエピソードを披露。その際に「サブスクリプションモデル」のビジネス展開を説明したが理解されず、記者に「わかるように言ってください!」と怒られた。しかし現在ではそれは「Amazonプライム」などのサービスで誰でも理解できる形で普及していると語った。
「多動力」という著作もある堀江は、ロケット開発やJリーグアドバイザー、大阪万博特別顧問など、いくつもの異なることに積極的に取り組んでいる。今田耕司が「昔だと、いろんなことにちょこちょこ手出して、っていうのはネガティブに捉えられていた」と話を振ると「子どもってみんなそうでしょ。それが実は人間の本質」と堀江。
一方で、職人のようにコツコツと1つの仕事に向き合う姿勢も否定せず「それが好きな人はどんどん道を究めていけばいい。(様々なキャリアの積み方を)選べるようになったってこと」とも付け加えた。
また「如何に遊ぶか、も大事」という堀江は「これからの人間は働かなくてもいいことが増えてくる」とし、「今スタジオで司会をしていますけど、バーチャル今田でもいい」と説明。今田は驚きつつも「そんなバカな…と思っているうちは10年遅れているんだろうな」とつぶやいた。
Fw: 【特別対談】加藤貞顕(cakes)×宇野常寛「テキストコミュニケーションとかつて〈本〉と呼ばれたものの未来について」(PLANETSアーカイブス):Daily PLANETS
いま注目を集めるサブスクリプションモデルとは :2018.10.23
https://seikatsusha-ddm.com/article/03443/?&
サブスクリプションモデル(サブスクと略されこともあります)とは、モノを買い取るのではなく、モノやサービスの“使用権”を一定期間借りる(契約する)というビジネスモデルで、最近では、“定額制サービス”を指すことが多いようです。
では、改めて、サブスクリプションモデルが今、注目される意味はなんでしょうか。
サブスクリプションは、企業にとっては、“継続的かつ安定的に収益が見込める”というメリットがあり、ユーザーにとっても、都度購入するより、“お得かつ便利”、という双方にWinWinなよく出来たモデルなのです。
人口が増えず、新しいお客様がつくりづらい今の時代では、一人のお客様に、自社の商品やサービスをできるだけ長く継続して利用していただくことが非常に重要な経営課題になってきていますが、継続利用を前提としたサブスクリプションは、この課題を解決する新しい販売モデルなのです。
もうひとつは、“所有価値から使用価値へ“という生活者の意識変化です。
「所有すること」よりも、「使いやすいこと」が選択基準になってきていると言われています。
高額な商品をがんばって購入し、長く使い続けるよりも、自分の経済状態やライフステージに合わせて、使う商品を合理的に変えていく、そんな価値観を持った人が増えてきています。
これも、サブスクリプションモデルが注目されている背景の一つです。
どうやって買ってもらうか、ではなく、どうやって使ってもらうか。
顧客に一番使いやすいカタチを提供することで、結果的に、顧客と末永い関係が作られる、サブスクリプションモデルにはそんな可能性を感じています。
Microsoft Officeサブスクリプションとパッケージ版の価格比較
by kenji Release 2017/05/28 Update 2019/09/02
https://office-hack.com/office365/subscription-package/
サブスクリプションビジネス2019年の展望と期待。BtoB SaaSの継続的成長と働き方改革
https://note.mu/lawyer/n/n4c8add04541f
「モノからコト」時代のサブスクリプションが示す、これからのビジネス
サブスクリプションに欠かせない4つの要素とは?/NewsPicksらが語ったデジタル時代の体験価値
https://markezine.jp/article/detail/30606
マーケティング=広告ではなくなっていく/西井敏恭氏が聞いた「NewsPicks」が支持される理由
https://news.livedoor.com/article/detail/15975862/
ムーミン谷の仲間たち
ムーミン谷の仲間たち
Sayakaに短編集なので読みやすいと薦められた。
↓
ムーミン谷の仲間たち (新装版) (講談社青い鳥文庫)
著者 : トーベ・ヤンソン
https://booklog.jp/item/1/4062853906
ちょうどいま、読んでいるトーベ評伝の決定版本
の影響もあるのだと思うが
文章が濃密で読むスピードが必然的に遅くなる。
Sayakaにいわせると、きにならない
すいすい読めるらしい。
↓
「トーベ・ヤンソン 仕事、愛、ムーミン」
著者 : ボエル・ウェスティン
制作 : 畑中 麻紀 森下 圭子
講談社 (2014年11月27日発売)
https://booklog.jp/item/1/4062192586
ムーミンの文章は内面描写がこまやかで
比喩が巧みでユニークである。
凡人がなんとなく感じている感覚を
言葉で的確に表現しているから
世界中の人たちに共感されて
多くのファンがいるのだろう。
アニメの高畑監督は、そういた人間の表現を
アニメに再現させた先駆者だと思う。
アルプスの少女ハイジなどの作品は素晴らしい。
赤毛のアンも。
日本のアニメ「ムーミン」も大い好きだ。
でも、原作のあまりにも濃密な世界観を
アニメで表現するのは
とても難しいことだったのだろう。
アニメ「ムーミン」の声優、音楽、音楽、主題歌
どれをとっても とっっても 好きだな~!
今、原作を読む機会を得て
さらに多様なムーミンの世界に出会えるなんて
なんてラッキーなんだろう。
トーベ・ヤンソン 仕事、愛、ムーミン
「トーベ・ヤンソン 仕事、愛、ムーミン」 単行本 2014/11/27
ボエル・ウェスティン (著), 畑中 麻紀 (翻訳), 森下 圭子 (翻訳)
https://amzn.to/2kBP14f
芸術家の作品と人生、精神は密接に関連しているはずだ。
ただ、なかなかその関係性について外部から考察するのは難しい。
トーベの場合、彼女自身の膨大な記録、書簡があるため、この本において
かなり真実に肉薄できているような気がする。
そういう意味でとても貴重で興味深い一冊だ。
発刊が2014年と新しい。
原書が刊行されたのは、トーベ・ヤンソンが亡くなってから約6年経った2007年のこと。
トーベは2001年に亡くなっているのを考慮すると比較的新しいのかもしれない。
親友、家族、恋人、そして自分自身の日記や書簡の記録。
なかなか自分自身について客観視するのは難しいはずだ。
しかし、画家としての自画像的な観察眼で見つめる習慣があるトーベ
だからこそのこれらの記録が残されていたのだろう。
日記、親しい友人、家族であっても自分の本当に思っていることを文章にするのは
難しいし、第三者へ内面を吐露するのは勇気がいることだ。
画家であり文筆家であるトーベならではの記録なのだろう。
激しく赤裸々で正直で... 。
自分のかなのムーミンは子供のころ大好きだったアニメのムーミンだ。
トーベ自身もこのアニメについて痛烈に批判し、「これは私のかいたムーミンではない」
的な発言をしたと聞いている。
なので、最近原作のムーミンを娘に薦められて読み始めてみると
やはりかなり違った印象だ。
ムーミンはなんども推敲をかさねて練りに練った作品で、短い文章
の中に多くの含蓄ある内容があるのだと思って読むと
なかなか読み進められない。
本来は文章とイラスト、レイアウト等の全てがトーベによってデザインされた
作品だと思うので、翻訳されて新しく編集された翻訳本では多くの要素が
削ぎ落されていることだろう。
それにしても、それでもなお、世界中のファンを魅了して止まない作品だ。
岡田斗司夫プレミアムブロマガ
岡田斗司夫プレミアムブロマガ「トーベ・ヤンソンの人生が投影された原作『ムーミン』は、「公式版」とこんなに違う」
https://ch.nicovideo.jp/okadatoshio-archive/blomaga/ar1767603
【新着記事】評伝『トーベ・ヤンソン 仕事、愛、ムーミン』の訳者の一人、森下圭子さんインタビュー
https://ameblo.jp/hokuwalk/entry-11975294919.html
↓
森下圭子さんのインタビュー、ぜひご覧ください!
【特集】ムーミンの作者トーベ・ヤンソンの作品はなぜ人々を魅了し続けるのか?その理由は彼女の人生にあった!~森下圭子さんインタビュー
http://hokuwalk.com/Spe/page/page_id/022015010800015001/cat_id/3
#本
つづけるということ。
つづけるということ。
変化の過程で、どうも居心地が悪い感じがする。
それは 当たり前なので
慣れるまでしばらく
じっと我慢する。
私は素晴らしいと共にダメな人間なんだ。
それが真実。
それにしても
続けて何か書いていると
書くことが普通になってくる。
内容のクオリティーはともかく
書くことが自然になってきた。
毎日スケッチ
モーニングページ
この二つも、
つづけていたら
なんとかつづいてきた。
そして、あるレベルを超えると
やらなくても気にならなくなるし
再開しても
違和感がなくなる。
いつ止めて、いつ再開しても
ノープロブレム
これって
習慣化したということかもしれない。